春の香りneo

主にアイマスのライブやイベント感想

Jupiterよ永遠なれ

 私はバンナムフェスの感想を書いてた筈なんですが、オタクは急に語り出すものなので許して下さい。
 下記の内容は私の思い込みがめっちゃ含まれていますので正確性は期待しないで下さい。私はこう解釈してるというだけです。

 バンナムフェス終わってから改めてJupiter内の人間関係について考えてたんですけど、北斗と翔太って下手したら冬馬の存在が眩しすぎて上手く信頼関係や協力体制が築けなかったかもしれないのに、そうならなかったのは二人の育ちと人の良さ、それから賢さがあったからなんだろうなあと思ったので、その話をします。

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 ※画像はモバゲー版SideMからです(以下モバエム)

 冬馬と出会った時点で既にピアニストの夢を失っていた北斗にとって、トップアイドルという夢を得たばかりの冬馬は、才能があってひたむきな努力を惜しまなくて「まっすぐ」な情熱に溢れていて、それこそ昔の自分を見ているようだった。
 黒井社長に見出され、ユニットのリーダーを任された彼は、北斗の目にはまるで挫折も喪失もまだ何も知らないように見えたと思うんですが(実際は冬馬はどえらい喪失を経験済みなんですが)

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 それが妬ましいという感情ではなく憧憬という美しいものに収まったのは、北斗が努力を良しとする家庭に育って、人を侮辱しようとしない心優しい人格者だったからだよなあと改めて思いまして。
 普通、目障りじゃないですか。
 権力者から気に入られて、自分が失くしたもの(夢)を持って、今からまさに羽ばたこうとしてる年下が目の前に現れたりしたら。
 私だったら嫉妬大爆発で、あんなやつどうせ大成しねーよ!!って見下しまくって足を引っ張りまくろうとする気がする。私は心がとても醜いので。
 でも北斗はそうじゃない。
 北斗は本当に優しくて、綺麗なものが好きで、だから冬馬のまっすぐで純粋なところが好ましくて、961プロ辞めてからもずっとアイドルを続けようと、Jupiterでいようとしたんだよね。少なくともSideM時空では。

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 翔太に関しては、冬馬との出会いを描いた雑誌通常号のタイトルが「本気のキモチ」であることはあまりにも有名。

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 翔太にとって冬馬は「憧れ」であり「目標」。
 初めて出会った「本気のキモチ」。
 面倒臭いことは嫌いと言いながら、冬馬のことは率先して振り回すしワガママ言いたい放題。
 Jupiterの中ではお馴染みのこの光景を、違うユニットであるS.E.Mの次郎ちゃんがFive-St@r Party!!の朗読劇内で「みたらいのあれ(ワガママ)って、あまがせが相手だからじゃないの?」と看破していたのは流石、元教師の観察眼でした。
 そうですよ、翔太は基本的に内面は大人びてて聞き分けが良くて周囲の人の状況を察して気遣えるいい子なので、ワガママなこと言うのは冬馬君に構ってほしくてやってるだけです。なんだかんだ言うこと聞いちゃう冬馬も冬馬ですが。

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 姉三人に囲まれ、家族から愛されて育った反面、コミカライズやシーズンボイスでは「学校では目立たないようにしている」という描写がある翔太。
 翔太からは学校や友達の話題がほとんど出てこないんですよね。口を開けばしょっちゅう冬馬の話をする。
 翔太の世界って、狭かったんじゃないかな。
 愛され上手の孝行息子だけど、他人に本気で関心を持ったことや、他人に特別に好かれたいと思ったことが、今までなかったんじゃないだろうか。
 家族から無条件に愛情を注がれていた翔太が、初めて能動的に愛情や関心を得る為に動いた相手、それが冬馬なのかなと思います。
 自分に「本気のキモチ」を抱かせた相手に自分のことを意識してほしいのは、そりゃ当然のことで。
 でもこの気を引こうとする行為って、下手すると本気で嫌がられてしまったり、真面目なレッスンの最中とかにまでやってたら足を引っ張ることになりかねない。しかし翔太はその辺賢くて、レッスンや仕事は真面目にやって、トークを盛り上げる為にからかったりはするけど、だいたい冬馬に甘えにいくのはひと段落ついたとき(アニメ9話のゼロ距離が分かりやすい)

 

 Jupiterは冬馬の求心力と、北斗の優しさ、翔太の賢さがあって上手く廻っていて、それが一つでも欠けたり、どこかだけが過剰だったりすると途端に破綻してしまう。

 現在モバエムの「theater 315」で鑑賞できる劇中劇のWILD BOYSがいい例。
 ホークもトマーシュも、もう少しショウの話を聞いたほうがいい。

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 モバエムの劇中劇は「そのユニット(アイドル)は、何かが違っていたらこうなっていたかもしれないよ」というifを描いている側面があると思っているのですが、WBはまさに「うまくいかなかったJupiter」でした。
 大人たちに見捨てられ、居場所がなく、三人で話し合わずにバラバラになる。

 Jupiterがいま仲良くやれてるのって、自然で当たり前なことじゃないんですよ。
 三人がお互いのことを気遣い合って、尊重し合っているから成り立っている。
 ちょっとした棘のある言い方とか、無自覚の差別意識で人間関係なんてあっという間に崩壊するので、昨日までの仲良しグループがある日を境に、途端に修復不可能なまで壊れちゃうことだってある。
 仲が良いまま、長い年月を共にして仕事をし続けるって、とても難しいことだと思います。

 なんで急にこんなに長々と書き出したかというと、2019年10月19日のバンナムフェスで披露されたBNFがめちゃくちゃ良かったからです。
 765ASとJupiterがドームに立つのなら、961プロの曲をやるのでは!?と予想されていた中、披露されたのは315プロでのデビュー曲「BRAND NEW FIELD」
 ああ、ドームに立ったJupiterは確かに315プロのアイドルなんだ、SideMが出来たから、この光景を観ることが出来たんだ……と思ったら、改めて初心に還ったというか、元の人間関係から見つめ直したというか……。
 バンナムフェスの感想を書く前に、SideMの、315プロのJupiterに対する気持ちを吐き出しておきたくなったので書きました。大好きです。
 でも961フェスもいつかやってね~~!!!!!!!(手のひらクルクル)